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メルとのお別れ
 日曜日の早朝に愛犬メルが旅立ちました。来月には13歳の誕生日を迎えるはずでした。
12年9か月一緒に過ごしたその思い出は家族の成長と共に数えきれないくらいあります。

<倒れる2週間ほど前のメル>

メルは10歳を過ぎるころから少しずつ衰え始めてました。
後ろ足がうまく上がらず動作はゆっくりになりほとんど一日中寝ていました。
ただ、食欲は旺盛。食卓の椅子に私が座ると必ず私のそばに来ておねだりでした。散歩も大好き。

そんな彼女が急に倒れ歩けなくなり食欲もなくなり、あわてて獣医さんに連れて行きました。
最初は這ってでも自分で納得いくようにトイレがしたかったようなのですがそれもできなくなり、おしっこシートをお尻に敷きました。朝晩二回の点滴、苦しそうに嘔吐したら体をさすり、嘔吐して汚れた口の周りと顔や首を拭き、手を握り、そっと撫でそっと話しかけ・・
大好きだった庭からの風景が見えるようにと晴れた日はカーテンを開け・・

<倒れてからはほとんど目を閉じ寝ていました>

亡くなる前日の朝からはずっとメルのそばにいました。
「今日と明日は一日中そばにいるからね・・」そう耳元で話しました。土日なのにめずらしく家族が皆揃っていました。
メルはまるでそれをわかっていたかのように、容体は翌日曜の未明からかわりはじめました。
あれだけ「いらない」と拒否してたお水を欲しがり、ヨーグルトの上澄み液を美味しそうに飲み・・
私が枕元から離れると声にならない”声”でワンワンと私を呼び
そして、とても体がだるくつらかったとは思うのですが、とても苦しそうな様子は最後の何10分間かだけで、
すっと、すーっと、・・ろうそくの灯がすっと消えるように息を引き取りました。

2月17日の日曜日、午前4時20分
急に倒れてから1ヶ月。メルは旅立ちました。
12歳と11か月。人間の年齢に換算すると96歳でした。

・・・・・・・・・

しばらくそのままメルがいつも過ごしたリビングに寝かせてから、
メルの好きだったもう一つの部屋”レッスン室”に皆で連れて行きました。
メルの大好きだったラグ。彼女は二度とここに寝そべることはできない・・
そう思うと涙が止まらなかったです。

夜が明けてからは朝日を浴びさせ
日が昇って暖かくなってからはメルの大好きだった庭にも出してあげました。
日の光を浴びるのが大好きだったメル。彼女の毎朝の日課でした。

<2011年3月のメル>

・・・・・・・・・

そして荼毘に付した夜、
メルは会いに来てくれました。
いつもの”鼻息”で起こされて手を伸ばすとそこにはメルの鼻と口と頬と。
”ああ、メル!帰ってきてくれたんだ”と撫でてたらスッと消えてしまいました。
”やっぱりもう帰ってこないんだね・・”そのまま泣きながら寝ました(朝起きたら目の周りガビガビ)
翌朝主人にその話をすると
「昨日お風呂入ってたらメルの気配を感じて、”お風呂嫌いなのに無理に来なくていいよー”と心で思ったらすっと消えた」と。
霊感とかの全くない主人もメルの気配を感じたようです。

最後のお別れを言いに来たのかな・・。

・・・・・・・・・

昨日は市役所に死亡届を出しました。電話しながら「いつ亡くなられましたか?」の問いに言葉が詰まってしまって
「では登録を抹消しておきますね・・」という言葉にショックで話せなくなってしまった・・
市役所の方ごめんなさい。とまどっていらっしゃいました。。

メルの物はなかなか片づけられないです。食器や毛布は洗ったけど、
リードは悲しくて見ることができない・・。

・・・・・・・・

彼女のいなくなったリビングはほんとに何も気配がなくなってしまって
「くっさーー」なメルのにおいもなくなってしまった。

でもレッスン室ではひとつ発見!
メルが大好きだった”定位置”を生徒ちゃん達も”大事”に思っていたのです(生徒ちゃんもメルもそれはお互い知らないです)
彼女がいつも寝転がっていた場所に、ある子は大事そうにバイオリンケースを置き、
ある子はバイオリンを直に置き拭いたり後片付けをしてる・・。
そしてメルが最後に寝そべった床の位置に生徒ちゃん達が立ってバイオリンを弾いている・・。
それはメルからのメッセージのようにも思えました。

不思議とレッスンではメルの事を深刻に思い出すことはあまりないです。なぜか料理してるときも。
”幸せなD−Dur”ヘンデルのソナタの4番とモーツァルトのG−Durのコンチェルトのレッスン。ヘンデルのソナタ4番は幸せな音を上に向かって響かせる。生きている喜びの音楽。モーツァルトのコンチェルト3番の2楽章では、天上の音楽とはこんななのかもしれない・・と思いました。

・・・・・・・・・

あまりにもいろんなことがあっという間に過ぎて
ただただ悲しく、もっとやってあげられることがあったのではないか?と悩み
メルがいなくなってしまったことがなかなか受け入れられませんでした。

<海岸で子供たちと遊ぶ2歳くらいのメル>


でも悲しがってばかりでメルに心配かけたらいつまでも天国に行けない。。

そう思って思い切って文章にしてみました。

まだふとした時に思い出しては涙してしまいます。
昨日、画像を整理してリビングにもやっと写真を飾れました(悲しくて飾る気にならなかった・・)

・・・・・・・・・

そして、
メルが生きていてくれたことに心から感謝。

最期までよくがんばったね。
いつまでも忘れないよ。本当にありがとう。
いつまでもメルの事が大好きだからね。


<リビングに飾ってあるメルの画像。一年前の姿です。大好きなレッスン室にて>












DOG comments(4) trackbacks(0)
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Comment








涙が止まりません

from. takasi | 2013/02/20 21:41 |
takasiさん、コメントありがとうございました。文章にすることで少しは心の整理ができるかなと思って書きました。でも読み返すとやっぱり涙が出てしまいます(;;)
from. mimi | 2013/02/21 15:09 |
大変だったんですね!?
今知って、コメントせずにはいられず、突飛な行動をとっていますが…


私も7歳の柴犬と暮らしています。
いつかこういう日がくるとは分かっていても、そう簡単に受け入れられません。
絶対ペットロス症候群になる自信があります(>_<)ダメですね…

読みながら、ただただ号泣(T-T)
メルちゃんは、ご家族の愛情たっぷりに暮らせて幸せだったに違いありません!(T-T)
写真を見れば分かります(^-^)

メルちゃんのご冥福をお祈りしつつ、今後 恵さんのバイオリンを聴く時は、メルちゃんを感じながら聞きたいと思います☆

長文、失礼致しました(T人T)




from. jurei | 2013/03/02 03:35 |
じゅれいさん、ありがとうございます(;;)まだまだふとしたときに涙してます。最期の何日かは横たわるメルを抱きしめながら「死なないで!!」って大泣きしました。長年一緒だったのでホントに悲しいです。

じゅれいさん、柴犬ちゃんずーっとかわいがってあげてください!いつか会いたいな。。
from. mimi@Megumi | 2013/03/28 12:02 |
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